もう一度、あなたと
「ありがとうございます」


疲れたし、やっぱり休もうと戻っていた。


「ケホッケホッ…ケホッケホッゲホッゲホッ…」


さっき走ったからか?


近くにあったトイレに駆け込む。


白衣のポケットに入ってる吸入器を口に当てて吸った。


「ゲホッ……ハァーゲホッ……ハァ…」


落ち着いてトイレを出た。


「あ、香澄…先生」


「あ、優先生。」


「顔色的に………喘息にでもなった?」
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