もう一度、あなたと
大きな洗面所で白衣を洗って、


洗面所を消毒して、白衣を洗濯室に入れた。


「あ、香澄…」


「翼……」


「お、今回はちゃんと『ちゃん』無しだったね…よかった


 で、なんで洗濯なんかしてんの?」


「ノロにかかった子供が吐いて…」


「わー大変…」


「ノロ、大変だねぇ…」


「うん、厄介やわ…」


その言葉をいった後、胸に違和感を感じた。
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