不良くんと鈴の音

見えない







あ、早く行かなきゃ!

パンなくなっちゃう!
てか財布教室だよ……

あーもう!急ごう!





屋上




「お待たせ!」


ギリギリラス1
買えたはいーけど昼休みは残り10分


「ん」


ありがとうはないけど
責めはしないんだ

ちょっと意外。


「で、何。俺と何話したいの」

「え、えっと!」



急にきたな!
でも残り10分だし

流石に次もサボるわけには…


「な、名前なんてゆーの?」

「浜寺緑。緑って書いてりょく」


変わった名前…

綺麗な透き通る声は
風にのって私の心に響く。


「私は白萩奏1年4組です」

「4組……」


4組と言った瞬間

少しだけど浜寺くんの顔に
変化があった。

何かあるのかな?


「あとは?聞きたいこと」

「あ…うんと、何で木曜の3時間目
中庭で必ずサボってるの?」


「………」



1番気になってたことを
聞いてみると

浜寺くんは少し驚いて
辛そうな顔をした。










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