太陽と月。《短編》



『そうだよね!

うん、舞優と優翔なら大丈夫だ!!

瀬川だっけ?あいつと舞優、

比べ物になんないから!!』


『ふふ、ありがと。

てか教室行こ!!』


『うん、行こ行こー♪』




こうして笑うしかなかった。



心配も何もかも忘れて。




この先どうなるかなんて、



考えたくなくて逃げていた。





あの出来事は、



逃げた私への報復だったのかもしれない。
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