17歳の遺書
いつもより少し遅れて、すごく暗く教室に入っていく。
ゆうと離れるのが、1分1秒でも辛くて、苦しい。ずっとそばにいたいのに、
ゆうの願いはすぐに聞き入れてしまう。
私はずっと机につっぷしていた。
「おはよぉー!」
と言って入ってくる悠希。
「美帆!お、は、よ。どうしたん?」
と心配そうにしゃがみこむ。
『今日さ、ゆうと観覧車乗るの。
だから、早退する。』
「えらいの?」
『うーん、さみしい。』
と言って笑うと、悠希も笑う。
「ノロケるなよ。まぁ楽しんで行ってこい。」
『ありがと。』
そういって悠希は自分の机へと向かっていった。
かりんとも、これと同じような会話を繰り返し、かりんはニヤニヤとして帰っていった。