17歳の遺書
やっぱり残る暖かさと、心の寂しさ。



『ゆう.....ずっとそばにいて。』


『うん。』


『ねえ、好き。本当に好き。』


『ん?俺はねー、愛してる。』


『私の方が愛してる。』


『どんくらい?』
と首を傾げてまた笑うゆう。
可愛すぎっ!!


『うーん...
世界中で、大事なひとを愛してるって言う人たちの中でいちばん愛してる。』
ん?わけわからんくなってないかな?

『俺が1番だからー。譲らね。』


『ふーん。じゃあ一生離れていかないよ?』

『いいよ。てか、離さねーし、』
急に大人になるゆう。
甘いけど、ほろ苦い、チョコレートみたいなセリフを、前とは違いさらりと言う。

『重いよ?全部ゆうに頼っちゃうよ。』


『大歓迎。てか、俺だけに頼れよ。』


『子供ができたらゆうが1番じゃなくなっちゃうかもよ。』



『そんなの全然構わね。』


『おばあちゃんになっても、わがままだよ。』

『俺、おじいちゃんになっても美帆を求めるから。』


『好き。大好き。』


『うん。知ってる。俺も。』


観覧車から降りて今度はちゃんと私を抱きしめるゆう。

『私、どんどん悪い子になってく。』

『なんで?』

『この世界が、ゆうだけになればいいと思ってる。他の女の子はいらない。』


『そんなことしなくても、俺、美帆だけしか見てないよ。』

意地悪そうに笑うゆう。その笑顔も愛しくて....。

『でも、、、、『美帆はちがう?俺以外の男見てんの?』

『違わない。ゆうだけしか、見てない』
と素直に言う私にぷっと吹き出すゆう。


『じゃあ、大丈夫だろ。誰にも邪魔させないから。』


そういって、また、私たちはキスを交わした。

幸せすぎて、ゆうが愛しすぎて。
どうしようもなく高鳴る胸。




こんなにも、重く、あなたを愛す私を、
同じように愛して。
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