17歳の遺書
美帆には1番最初に言おうと思ってた。
けど、、、、


やっぱり美帆には隠せない。





夕日が綺麗に差し込んでくる。
俺の気持ちなんておかまいなしに、
美帆の髪を輝かせ、色づける。






言わなきゃ。




『あのさ.....俺、手術受けることにしたんだ。受けなかったら12月も生きられるか分からないって。
だから、、、だから美帆ともっと一緒に生きていきたい。』







『それ、いつ言われたの?いつ手術受けるの?手術を受けたら助かるの?』




美帆の目がみるみるうちに涙でいっぱいになる。今にもこぼれそう。



その顔がみたくなかったのに。






『昨日言われた。成功する確率は30%くらいだって、助かるのかなんて分からないけど、受けなきゃクリスマスも一緒に過ごせない。年を越すのも一緒に出来ない。』





なんで俺なんだろう。他の人でもよかったんじゃないのか、最低な考えばかりが浮かんでくる。






『いつなの?手術。ゆうが決めたならなにも言わない。けど、、、、、
気づいてあげられなくて、ごめん。
1人で悩んだよね。本当にごめん。』



こんなときにも美帆は優しくて、
俺は勝手に決めたのに、、、



『手術いつ?....』







『9月10日...................』
1番言いたくなかった言葉がこぼれ出る。泣かないで、美帆。
表情を隠すように美帆を抱きしめる。
ごめん、、、、本当にごめん。







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