17歳の遺書
俺のクラスだ。
先生がまだ来ていないためか、他のクラスとは違って騒がしい。
ガラガラ......
『よし〜お前ら今日はしっかりやるぞ』
みんなからは文句の声が上がっている。
ガラガラ.....
美帆がそれを突き破るようにドアを開ける。
...やばい。緊張してきた。みんなが俺のこと覚えてなかったらどうしよう.....
いろんな不安が頭をよぎる。
そんな俺にはお構いなしに美帆は挨拶をしながら教室に入っていく。
置いていかれないように俺もあとにつづく。
教室に入ってみんなを見ると懐かしさがこみ上げてくる。
本当に学校にこれたんだなっていう実感とか、いろんな気持ちが混ざって俺の心から溢れ出しそうな涙をぐっとこらえる。
俺の高校はエスカレーター式だからずっとクラスは変わらない。
入って一番に祐希と目が合う。
祐希はにっと俺に笑いかけ、おはよ、、と声をかけてくれた。
気づいていなかったみんなも気づいてくれて、
あちこちから、挨拶が飛んでくる。
嬉しくて嬉しくてみんなにおはようと返した時にはもうこらえきれない涙が溢れだしていて、俺は上を向けなかった。