秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「明日のために今日はもう寝よ」



私の言葉に「はいはい」といって部屋に入った。




珍しく素直な光城にゾッとしながら一緒のベッドに入る。



電気を消してオヤスミのキスを私の唇に落とすと5分もしないうちに疲れからか眠りについたー…。













「美優!起きろよ!」


光城のイラついた声が耳に響く。



「ふぁ〜…まだ眠い…」


薄目を開け、眉間にシワの寄った光城の顔を見て携帯の時刻を見る。


「まだ6時…」


寝坊かと思って、一瞬ヒヤッとしたけれど6時と分かって携帯を閉じ、また布団を被った。



「…って、おい!寝るな」

掛け布団を剥ぎ取られ寒気で震える体を自分の手で抱きしめる。


「まだ良いじゃん!昨日寝たの2時前なんだよ?」



「顔洗って、歯磨いて、化粧して、髪巻いたら軽く1時間以上かかるだろ?」



「巻かなければ…」


「お前…手抜く気?」


「き…厳しい…」


私は体を起こして、手櫛で乱れた髪を整えた。


光城はベッドに腰かけ、ニヤリと笑う。


「やっと起きた」


そう言って、不意打ちにキスをした。


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