秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択！？〜

私の動揺を無視して光城はバスルームへと移動する。

かなり広い洗面台の上に私を座らせ、光城が服を脱がせてくれた。





なんか…映画みたい…。





光城の仕草に酔いしれていると神業の様に、あっという間に上半身が裸になっていた。



自分が裸という事に気付いたら段々恥ずかしくなってくる。



「……」


「…何か喋ってよ」


「ん？何だよいきなり…」


良い雰囲気の中話し掛けられたせいか光城は不機嫌そうに少し高くなった私を見上げた。



うっ…見上げてる顔もヤバイ……。



更に心拍数が増し、話しかけてしまった事を後悔した。



「…お前…顔赤いけど恥ずかしいの？スッピンだからバレバレだけど？」



意地悪な顔で言うと光城は私のベルトに手を掛けた。


「こっ…こっからは自分でやるし…！」


図星を言われ光城の手を跳ね退け自分でバックルとベルトを掴む。


「あっそ」


光城は呆れ顔で私を一瞬見ると両腕を交差し、シャツの端を掴み、一気に捲り上げて脱いだ。



脱ぎ方まで映画っぽい…。


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