秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
「あははっ!」


笑ってごまかしてやがる。教師が私情挟むなんて最低じゃん…。


まぁ、それだけお母さんを想ってるって事で許してやろう。



私はちらりと隣に目をやると、光城が一人言を言っていた。










何はともあれ、これで心置きなく卒業して東京へ行ける訳だ。



後は光城に別れを告げるだけ…。




時計の針が11時を指したので、そろそろ光城が帰る事に。



「そこの公園まで送って行くよ!」



本当にこれが最後。



私は光城と二人で団地から歩いて10分ぐらいの公園に来た。



この辺りは住宅街だけあって街灯が充分にあり、光城の表情一つ一つが良く見える。




約束の公園に着き、光城が足を止めた。









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