秘密な約束〜強気彼氏の悪魔な選択!?〜
光城の片思い
「どれが良い?」


「えっ?」



今私と光城はブランドショップに来ている。



「気に入ったのあれば買うから言えよ?」



言えよ?って言われても…。



「…光城さぁ、まだ一応インディーズだよね?インディーズってあんまり儲からないんじゃないの?」



「うーん…普通の高校生よりは貰ってる」



「そうなんだ…でも私いらないよ。誕生日でもないのに…」



…ちょっと金銭感覚おかしくない?
親がちょいリッチだからかなぁ?




光城は頭を掻きがらお店から出て行った。

私もその後に続く。




「この後どうする?」


気まずいムードの中聞いてきた。



「うーん…あっ!打ち上げでJEWELの曲聞いてないから聞きたいなぁ!」



「じゃあ、またカラオケ行く?」



「うん!」



「俺、絶対音感持ってるから音程外すなよ。気持ち悪くなるから」



「絶対音感?凄ぉい!」



ピアノ弾けるだけじゃないんだぁ…だからあんなに唄が上手いのかな?









カラオケでJEWELの生歌を聞けるなんて幸せ過ぎる!!

私はHIKARUに酔いしれながら2時間を過ごした。

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