『土方大明神』


「こんな勝負あまりにも無謀すぎますよ!
やめさせて下さい。 せめて…それができないなら私が…!!」



「勝負に無謀もクソもねえ…。

ようは一本とればいい話だ…。あいつは素人だしあらゆる手を手を使っても総司から一本とればいい話だ。」



「そーゆう問題では…………。」と冷たく突き放された珠希は再び誠と沖田を見守る。


相変わらず余裕の笑みをみせる沖田とは対照的に方針状態のまま渡された木刀を見つめては身を震わせた。






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