ノリで漁師やってみた
漁二日目
2011.1.19 (水) 出港6日目 漁2日目 AM4:30


はい、がっつり寝てません(笑)



ちょっと前まで仕掛け上げていて、回収し終わったのがAM4:00・・・。


昨日一日やってみてわかったんですが、セーイカを釣るベストな時間帯は午前中~昼の2時くらいなので、できるだけ早朝から仕掛けを入れて、後はひたすら待つ!!


と言うのが鉄則のようです。



昨日は太陽が出てる間中、仕掛けを上げては再投入を繰り返してたので、24時間ホド
仕事しておりました(笑)


正直、疲労はピークなんですが、もう精神が肉体を凌駕してしまっていたので、ぶっ通しで17時くらいまで働いて、その後は死んだように眠って翌朝4時まで11時間寝てました(笑)


この日の成果は14匹!


なかなかいい感じで、トータル34匹!!


この仕事のモチベーションはただひとつ!!


一分一秒でも早く以下を釣り上げて、限りなく早く帰る!!これ一点です(笑)


一日の流れは、昨日とおんなじ様な日が漁期間中は続くんですが、
ここでいろいろと細かいところを説明して行こうと思います。


ちょいちょいノットや海里など海専門の用語を使ってはいますが、わかりやすく俺なりに解説したいと思います(※なかなか適当なんで、鵜呑みにしないでくださいね(笑))


1海里(=1マイル)・・・陸と海で誤差が出るんですが、この場合は海マイルを採用しますと、1海里は1,852メートルです。


そして、ノット(Knot)は1海里/時間となりますので、1,852メートルを1時間で進むのが1ノットとなるんですが、海の状況や、風の条件などで、速さが若干変わります。


まぁ、単純に巡航6ノットだとだいたい時速12キロ弱ってトコですかね。
ちゃりんこ乗ってるくらいのスピードですね~(笑)


漁してる時なんかは、2ノットくらいなんでさらにスローです。


この漁やってみて思ったんですが、視力が相当重要になってきます。


投入した仕掛けには一本づつ旗を取り付けてるんですが、この旗、高さが2メートルくらいしかないので、少しでもうねりがあると、波の谷間で一切見えなくなってしまいます。



しかも、1投目と27投目で15マイルほど離れるので、



すべての旗を目視するのは不可能なんですが、僕の場合は最低でも3マイル先の旗までは確実に目視出来たので、スムーズに回収できました(笑)


こんな感じで、仕事をやりだすと、人間、煩悩がどっか行きます(笑)


この頃の最大の欲求は「あったかいシャワーが浴びたい!!」です。


もう食事に関しては、食えれば何でもいい、と言うレベルに到達していたので、特に食べたいものとかはなかったのを覚えています。


明日は漁3日目。

一人でだいたいの肯定をこなすようになりますが、明日はサメとの遭遇が(笑)

そして、目を疑いたくなる光景が夜中に発生します。


ではではまた明日。
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