ヒミツな2人

すると、話を理解した文乃は
文乃『柚希の事ですか?』

と、俺に質問してきた。

悠斗『柚希?』

誰だ?
呼び捨てなのだからとても仲が良いことは容易にわかる。

文乃『柚希は』

悠斗『他の男の話なんてするなよ。』

バン!!
壁背中をつけている文乃の顔の横に手をつきながら言った。

キスで文乃の口を塞いだ。

これ以上文乃の口から、他の男の話を聞きたくなかった。

そのままキスを続けた。

俺以外の事は何も考えられないように。

< 109 / 204 >

この作品をシェア

pagetop