フェイント王子たち
「あ〜、俺もお義父さんのお供してこようかなぁ」
雅姉ちゃんのご主人、和也(カズヤ)さんもソソクサと立ち上がり、3人の後を追って出て行き、私を見つめる残る瞳は6つとなった。
「ま、座りなさいよ、有栖」
こ、怖いよ、幾姉ちゃん…。でも、ここは座らないわけにはいかないよなぁ。居間の真ん中にあるこたつの3辺を母、幾姉ちゃん、雅姉ちゃんが陣取っている。いざ、残りの1辺へ、着席。
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