【完】キミと生きた証
「化粧完了ー!ちーちゃん可愛い♡」


「ありがと、ミキちゃん!」



鏡に映るあたしは、血色良くて、ちょっときらきら、してるかも・・。


嬉しくって、思わずはにかんだ。



「でも、みんな、なんで来てくれたの?」


「会いたかったんだもーん!」


仁奈ちゃんがあたしを撫でると、ミキちゃんもタカハシ君も・・みんな、あたしの頭に手を伸ばす。


ポンポンと撫でられると、当たり前に学校に通えていたころを思い出す。



「あははっ・・・懐かしい。」



そう呟いたら


「お前らがそういうことするから、ちとせがチビなのか・・・。」



って大好きな声が聞こえた。




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