ありがと~君に伝えたい言葉~
*事故*
【side龍二】


柚希がこの家に来てもう半年。

いろいろなことがあった。

喧嘩もして数日間、口きいてなかったこともあった。

それでもこいつとの日々は楽しくて、愛し合ってるって実感があった。


いろいろなことがあった、けど、風邪を引くのは初めてのことだ。

「おい、柚希大丈夫か?」

「…ん~、」


駄目だ意識が朦朧としている。



「なんか食いたいもんあるか?」

「……なぃ、…ないから側にいて。」


病気になると甘えん坊になるというのはホントらいしい。

側にいたい。でも、

「薬買って来ねぇと行けないから
少し出かけてくるな
おとなしく待ってろよ」



少しでも早く柚希を楽にさせてあげたい

気持ちが急くとともにバイクのスピードもいつもより速くなる。


すると、

突然子供が道路に飛び出してきた!!

ぶつかる!!!


慌ててブレーキをかける!!


キーーーーーーッ!!!!!

バタンっ!!!!!

キーーーーーーッ!!!!!

ドンッ!!!!!!!!!

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