宮川修内太の異常な日常~魔女の瞳番外編~
時折俺を嘲笑うかのように立ち止まるメグ。

「このっ!」

その瞬間を狙って矢を放つものの、止まったのを確認して撃っていては、メグを捉える事はできない。

ならば。

「数撃ちゃ当たる!!」

俺はイメージを切り替えた。

拳銃からショットガンへ。

弾を込め、イメージの中で引き金を引く!!

同時に俺の掌から放たれた矢は。

「!!」

途中で破裂音と共に、数十発の小さな矢へと拡散する!

放物線を描きながらメグに襲い掛かる、ダーツの矢ほどの大きさの魔力の凶器!

しかし。

メグは何を思ったのか背後の壁へと疾走。

そのまま壁を蹴り。

「!!」

垂直の壁を駆け上がり、空中で華麗に宙返りした!

アクロバティックなメグの動きを捉えきれず、散弾と化した矢は全て壁に当たり、消滅する。

「香港のアクションスターかお前は!非常識な動きしやがって!!」

更に散弾を連発するものの。

「非常識だから『魔女』なのよ!」

今度は後ろに飛んで壁を蹴り、三角飛び!

メグは見事に散弾の包囲網を突破した。

< 54 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop