ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~

壊れ始める心-美乃里Side-



「あ、あのっ!!きょ、今日家に泊まって行きませんか!?」



「……へ」


自分で聞いておきながら心臓がバクバクいって苦しい。


「あ、あの、美乃里それって……」


「っ///」


何も言えなくてただうつむく。


でもきっと今のあたしは真っ赤だろう。


「……いいの?」


「っ……うん」


そういうのが精一杯。


「あ―……っとじゃあ、シャワー借りるわ」


――ドキッ


「は、はいっ……」


そう言ってお風呂場に行ってしまった蜜くん。


いっ、言ってしまった!!


み、蜜くん、どう思ったかな……?


女の子からこんなこと言って引かれてないかな……?



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