Task Force-特別任務部隊-
「急げスティングレイ!」

M4カービンのトリガーを引きながら、トライデントが叫ぶ。

チーム8の二人はANの追撃部隊に発見され、逃走途中だった。

圧倒的な人数と火力を誇る追撃部隊。

様々な火器を使用した激しい攻撃。

たった二人に対して過剰と思えるほどの攻撃だった。

「くっ!」

弾切れを起こし、M4カービンに新しい弾倉を装填しようとするトライデント。

しかし。

「!!」

弾薬ポーチに、新しい弾倉はなかった。

先程のが最後の弾倉。

「くそっ!」

トライデントはM4カービンを投げ捨て、腰のホルスターのP226自動拳銃で応戦する。

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