Task Force-特別任務部隊-
チーム8も暗視装置を装着し、匍匐姿勢で上陸。

全身に砂浜の砂を付着させ、保護色としながら進む。

「敵の姿はないようです。このまま先へ…」

「いや、待て」

匍匐前進で進もうとしたスティングレイを、トライデントが小声で制した。

「南壁に敵影あり。2名だ」

暗視装置で確認しながらトライデントが言う。

確かによく見れば、M4カービンを装備したアジア系の外国人戦闘員の姿が確認できた。

「そこから狙い撃てるか?」

「大丈夫です」

伏射姿勢のまま、スティングレイはサプレッサー装備のM4カービンで、敵兵2名を素早く射殺する。

「グッドキル。先に進むぞ」

敵影がなくなったのを確認し、トライデントとスティングレイは身を低くしたまま砂浜を進んだ。

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