Task Force-特別任務部隊-
『大量の薬物と重度のマインドコントロールで、死ぬ事すら恐怖に感じないブルトザオガーの兵士達が、まるでボロ雑巾じゃないか』

眼鏡を指先でクイと押し上げ、当主は大仰に首を横に振る。

『しかし、あれだ…日本を制圧できなかったのは、私が思うに…戦術自衛隊の力じゃないね』

眼鏡越し、黄金の瞳が鈍く輝く。

『マクナイト分隊、SEALチーム8、そしてPMSCsのデュラハン…極東戦線への彼らの介入があったればこそ、我が軍は日本からの撤退を余儀なくされた。違うかね?』

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