駆け抜ける

学校へ向かう足取りは重い。
今日の空模様と一緒…どんより曇って息苦しくなりそう。

「瑠美!おはよっ」
後ろから声を掛けたのは同じグループにいる高橋かおる。

グループのメンバーだからって親友とかじゃない。
私だけかはわからないけど表面上の友だち。
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