俺様社長とスキャンダルキス~おまけ完~
大高副社長とは、毎日のように顔を合わせるが、

舞の親として正式に顔を合わせるとなると、

いつも強気な英志でも、流石に緊張した。



舞の母は、舞に良く似ていた。

まだ50歳には見えないような顔立ちで、

英志は少し驚いた。



正式な挨拶も、そこそこに、

4人で、楽しく食事をした。


今後の事、英志の両親に会う事、

結婚式・・・

英志は、とても幸せな気持ちだった。

周りの友人から、何度か結婚の事についての話は聞かされていたが、

皆が、面倒だと愚痴っていた。

だから、英志も、少なからず、そうなのかと思っていたが、

全く逆だった。


色んな事を舞や、舞の両親と決める事が、

こんなにも楽しいのかと思うと、面倒だなんて思わなかった。



もう少しで帰ろうと言う時、突然舞の携帯が鳴った。

舞はそれを切ろうとする。
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