みんな仲良いよね、そうゆーこと。
「どれが一番面白いか、それを決める事が大事なんじゃない。個々の面白さを引き出して、味わってやる。それこそが大事な事…真のゲーマーが進むべき道だ!」
「はい…っ!はい先生!」
「いやな、考えようよ!その道には俺という犠牲が!」
「では、勇者藤野。これからの課題は仲間の水森の力を最大限引き出す事。分かったな?」
「はいっ!例え水森がモ…村人だとしても!それでもあたしの大事な仲間には違いありませんからね!」
「…モブと言わない気遣いなんていらないんだけど」
「そうだよ…そうだよ藤野!素直な藤野、感激だ…感激だよ!じゃあこれからも村人水森の他に先生とも仲良くしてね!約束だからね!」
「もちろん!先生も私の大事なパーティーの一員だから…そうだな、じゃあ次回作のあそこら辺は…」
「…ん?どうした?モゴモゴと」
「うん、先生!実はずっとやってるシリーズの次回作が出るのが来月なんです!めっちゃ楽しみなのに買えない事実に絶望してたけど、でも先生のおかげで希望が見えた…っ!大人の経済力ほど頼りになるものはない!」
「え?…え?え?」
「頼りにしてます、先生!あたし達仲間ですもんね!委員会の仕事ぐらい勇者藤野が一発で仕留めますわ!だから来月よろしく!」
「やっ…え、なんか違っ…ふじ……ねぇみずも、」
「自業自得です」
藤野さんの様子が可笑しい…
今回に限っては藤野グッジョブ。