みんな仲良いよね、そうゆーこと。

「ヤバっ、キンチョーしてきた…っ」

「……」

「で、この時の主人公の気持ちとしては…」

「じゃあ行くぞ、行っちゃうぞ…よしきた入ったー！…あ、薬買い忘れた」

「……」

「だからここの部分の描写は主人公の心理を表していて…」

「あーもうなんだよ、どうしてくれんだよこの気持ちー。しょうがないなぁ、戻るか…ん？あれ？戻れない。戻れない？ねぇ水森、これ戻れないんだけどバグかな、怖いんだけど」

「……」

「？、水森？みーずーもーりー？」

「……」

「ねーえーこーれーバーグーか、」

「あーもうっ、耳元でやめろ！バグじゃねーよ！」

「それがこの部分に繋がって、結果こうなる訳だから…」

「え、バグじゃない？どうゆー事？ねぇどうゆー事？でもなんか出れないんだけど」

「だからー、一回入ったら出れねーの。んな事挑戦する前の当然の知識だろ」

「えぇ⁈ 完全初耳なんだけど‼︎ 何それ可笑しくない⁈ じゃああたしにどうしろってゆーの⁈ 」

「んな大袈裟な。一回切れ。そんで薬買ってまた行け」

「そんな…そんな非情な！簡単に言うけどねあたし、一番最後にレポートかいたのチャンピオンロードこえる前だから！切ったらもっかいやり直しだから！」

「それでこの話の展開的にはこうなる訳だ。ここテストに出るからな」

「は？おまえ入る前にセーブしてねぇとか初心者かよ」

「初心者だっつーの！」

「いやいや初心者に秘伝要員とかいう発想は無いはず。あんな酷い事出会ったばかりのポケットのモンスターにしようなんて思いつきもしないはず…あ。」

「おいコラ水森、何察した感出してんだ言ってみろコラ」

「じゃあ次。こっから読んで貰うのは…はい、坂本ー」