みんな仲良いよね、そうゆーこと。


「まぁ、だとしたらとりあえず勝てばいいんじゃねぇの?もう絶対無理な訳?なんにも薬無い訳?」

「いや、無くは無いよ。ミックスオレあと50個くらい残ってる」

「多っ。ミックスオレってあのビルの中だか屋上だかの自販機で買うヤツだよな、安いから買いだめるのは確かにある」

「で、買いだめ途中に間違っておいしいみず押しちゃってちょっとあー…ってなったりする」

「分かるわー。でもそれだけで最後の戦い挑むのは無謀過ぎておまえの仲間泣いてんだろな。どんだけ飲まされんだよって話」

「はい、じゃあ次を水森ー」

「お腹タプタプのパンパンなのに飲まなきゃ死ぬ目にあうなんて地獄だね。ミックスオレに出会った時から飲んでるから多分あたしの子達はみんなメタボだわ…」

「どんだけ飲ませてんだよ。でもそんな中戦闘に出ない先生はミックスオレを飲む機会も与えられずに馬車馬の如く働かされて…きっと今頃ボックスの中でガリガリなんだろな。不憫だ」

「ね。最低な事したね。でもそれも過去の話だから」

「そうだな、前を向いて行かないと。てことで進むとして、とりあえずマジで他には何にも持ってねぇの?」

「ん?水森ー?」

「それがさー、今どうぐ見てんだけどビミョーにあるんだよね。ほら道で拾った的なヤツがチラホラ。チャンピオンロードの落し物のレベルは高い」

「ほーう。じゃあもしかしたらがあるかもな、ミックスオレも結構あるし。5人だから1人あたり10本までか」

「え、何言ってんの?4人じゃないの?四天王じゃないの?」

「そこにまさかのチャンピオン登場だから」

「マジでか」

「結局出て来んのいつものアイツだから驚きは無いけどな」

「マジでか。アイツマジでウザいな」

「おーい、水森くーん?」

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