遠くにいる君に。
「昨日ね、ある男の子が家を尋ねてきたのよ。7時くらいだったかしらね。結菜ちゃんの知り合いだって言うから、家にあげてね、陽向の知り合いかなと思ったからびっくりしたわ。
それでね、その子が言ったのよ。結菜はすごく苦しんでいるって、俺じゃどうにも出来ないから陽向くんのご両親で、なんとか支えてあげてほしいって。結菜のご両親でもいいんだけど結菜が一番楽になるには陽向くんのご両親がいいと思ったって言っててね、
…結菜ちゃんをすごく想ってるんだなって伝わってきたの。私も旦那も家にいたから2人で話を聞いて、昨晩話し合ったのよ。」
おばさんは優しい笑顔で私を見ていた。
日向、日向………。
ごめんね、本当にごめんなさい。
今ね、すごく日向に会いたいの。
陽向じゃないよ、日向に会いたいの。