遠くにいる君に。
たらたらと冷や汗が流れてきた。
まだ6月だというのに。
「……まあいいじゃないか。陽向のお友達とかが来てくれたのかもしれないし。なあ、結菜ちゃん。」
「え!あ、はい……」
ぽんとおじさんは私の肩を叩いた。
その笑顔が陽向によく似ていて、やっぱり親子なんだなあと思った。
「うん、そうかもしれないわね。結菜ちゃん、なにか心当たりなんかあったら、お礼をいっておいてくれる?」
おばさんはいつもの人柄がよくわかる、可愛い顔で笑った。
おばさんはわからないけど、おじさんはもうわかってる気がした。
“お友達”が私だと言うことを。