守ってダーリン!
靴を履いたままの私の身体を持ち上げると、そのままベッドに連れて行く。

横たわらせた私の靴を脱がすと、足先から、ストッキングごしの素肌をなぞるように触れていった。

「や・・・。」

くすぐったさと甘さの混ざった感覚に、私は思わず身をよじる。

「里佳。」

市谷さんの顔が、私の真上に重なった。

少し前までは、ずっと怒ったような顔をしていたのに。

今は、いつも通りの優しくて甘い顔で、私のことを見下ろしている。

「ちょっと、意地悪だった?」

「・・・はい・・・。」

「オレ以外の男に、キスなんてさせるから悪いんだぞ。」

そう言いながらも、「ごめん」と甘い声で囁くと、私の髪を優しく撫でる。

「里佳は、オレのキスだけ受け入れろ。」

そっと触れるような口づけが、すぐに深さを増していく。

順番に脱がされた衣服が、音を立ててベッドの下に落ちていった。

シーツの上に、私の素肌がさらされる。

その全てに、何も入り込む余地がないくらい、彼は甘いキスを刻み込んだ。


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