クールな君は病人嫌い
「おはよっ!」
「はよー」

挨拶が飛び交うなか、私はすぐに自分の席につき、机に顔を伏せた。
すこし、めまいがする。
今日は少しひどいかも。

「みゆ!おはよー!」
女子特有の高い声で挨拶をしてきたこの子はわたしの親友。
沢田鈴ーSawada Suzuー

「おはよっ」
顔色悪くない?と顔を覗き込んでくる鈴は、わたしの病気の事を知らない。

ううん、鈴だけじゃない。
この学校の皆が私の病気の事を知らない。

私が一番嫌なのは『病人扱いされること』だから。

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