元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~







「彼女は倉片清美(くらかた・きよみ)ちゃん。
“きよみ”だから、キヨちゃん」

「初めまして!
倉片清美です!
気軽にキヨちゃん呼んでください!」

「キヨちゃん。
彼女は玉置紅羽」

「玉置紅羽です・・・」



待て待て、澪鵺。

何故私のこと、




彼女って紹介しないの・・・・?





私は、澪鵺にとって、何?

クラスメイト?

顔見知り?

ゴミとかクズとか言っちゃうの!?

それは・・・ヒドい。





「玉置先輩は、カンちゃんの彼女さん?」



キヨちゃんは名前の通り、清らかな笑顔を向ける。

私は澪鵺を見た。

澪鵺はキヨちゃんを見て笑った。




「違いますよ。
彼女はボクのクラスメイトです」






その瞬間、

私の中で、

何かが、





壊れた―――・・・。








< 221 / 283 >

この作品をシェア

pagetop