スイートプリンスの恋の魔法 ~愛しきビタープリンセス~
つらつらと日曜日からの出来事を思い返していると、甲斐がパタパタと自分の手をオレの目の前で振っていた。
「どうしたんだよ、またボーーーッとしてよ……なんでお前、機嫌いいの?」
「ああ?どうしてお前等に教えてあげなきゃいけないんだよ」
「ちょっと待て!“等”ってオレも入ってんのか!?」
「複数系なら当然だろ、シュウ」
今の所、コイツ達に風家と学校外で会っているという事を話すつもりは無い。
適当にあしらうとシュウにお昼寝用マクラで殴られたので、両頬を力の限りで引っ張ってやった。
まだ…オレだけでいい。
「どうしたんだよ、またボーーーッとしてよ……なんでお前、機嫌いいの?」
「ああ?どうしてお前等に教えてあげなきゃいけないんだよ」
「ちょっと待て!“等”ってオレも入ってんのか!?」
「複数系なら当然だろ、シュウ」
今の所、コイツ達に風家と学校外で会っているという事を話すつもりは無い。
適当にあしらうとシュウにお昼寝用マクラで殴られたので、両頬を力の限りで引っ張ってやった。
まだ…オレだけでいい。