日常1


木の葉の音に 

耳を寄せ

私は誰か、と考える



淡い影に 水のあと


木々の陽を浴び


私は誰か、と考える



みつけたものは、数知れず

遙か向うに 

闇を見る




私は何者


私は誰



教えてください

助けてください




光が途切れるそれまでに










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