無音



浅はかな

考えをもって生きていると


突然 真っ暗な

無音の闇に包まれる


わかってる

こうなることは
分かってたんだ


なのに、何故

自分に厳しくなれなかったのだろう



周りはいつも笑顔だ


笑顔の裏に何が隠されているかも知らず



我々はその笑顔の雑踏に


安心を覚える




さて



我に返ったとき




自分に心が戻ってきたとき



我々は遠すぎる闇を見つめ


孤独に怯え


恐怖に喚く






いたたまれない暗闇で



本当に生き残れる人


というのは



自ら光を放つ人のみである







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