オオカミシェアハウス





「…へっ?」


驚いた私は、勢いよく振り返る。


すると、そこにいたのは―


「助かったよ。礼を言おう」


ものすごい、イケメン。


―ものすごい、イケメン。


「えっ、あっ、あのっ…!」


見たことも無いくらい顔の整った男の人に、私は思わずうろたえ、声が上ずる。


「ロワ、今日はどこに行っていたんだい?」




< 7 / 125 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop