【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


だけど笑い声が響くってことはやっぱり平和って事でいいことだと思う。


西と南でもたくさん笑われてしまうんだと思うと恥ずかしさはあるけれど


それでも大声で笑うのが久しぶりならばたくさん笑って欲しい。


辛いことも怖いことも想像できないぐらい抱えているのだから。



私はそれから席を移動しながらあちこちの席でみんなと笑った。


私に聞きたいこともたくさんあるみたいで


聞かれれば一生懸命答えた。


答えるそばからみんなが笑うこともあったけれど


「大事な事だな」


「それでいいんでごぜぇやすよ」


「だんだん覚えていけばいいのよ」


「私だってわからない事だらけよ」


そんな風に声をかけて下さった。






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