【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


隼もそんなに一大事かと慌てた様子で入ってきた。


お婆さん先生はにこやかに


「そっか隼くんの奥さんなのね」


隼は気まずそうな顔をしていたけど


「隼くん、おめでとう。パパになるわよ」


「え?」


「え?って思い当たることしてんでしょ。」


おばあちゃん先生はケラケラと笑い


「今、7週目ってとこかな」


「食い過ぎじゃないんですか」


「あぁ…確かにそれもありそうね。でも吐き気は悪阻かもしれないわ」


私も隼も呆然というか唖然んというかキョトンとした状態のまま。



「隼くん、あんたキツネにつままれたみたいな顔して」


おばあちゃん先生は笑いながら


ここはもう産科はやっていないからと総合病院の方へかかるように言われた。


そこは先生の息子さんがやっているそうだ。


「隼くんが生まれた病院よ」


その言葉に何だか少し実感が湧いてきて涙が浮かんできた。




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