【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


隼が

「高野、俺たちの出会いから知ってる高野は真っ先に知る権利がある」


車を動かそうとした高野さんの動きが止まった。


「あ…はい」


「結衣は妊娠だった。高野俺が親父になれるんだ」


「結衣さん、若おめでとうごぜぇやす」


「ありがとうございます」


「パパとママには聞いたことは秘密です」


「へい。自分が一番だなんてもったいない」


だけど、ほんとうに私と隼が偶然出会ったあの瞬間を知っているのは紛れもなく隼と私と高野さんだけ。


だから一番に知るのも当り前のような気がする。


笑いながら隼が


「お袋は暴飲暴食だからそれも安心しろ」


あははははは




隼はすこぶるご機嫌の様子だ。





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