【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


隼と部屋に入ると


「結衣」


「隼」


2人で嬉しくて抱き合った。


「ありがとう」


「私こそありがとう」


幸せをかみしめたいのにまた吐き気



「ちょっと横になる」


隼に由香里さんたちへのいろんな報告をお願いした。


それから植木さんと三浦さんへも知らせて欲しいと頼んだら


「三浦には結衣がメールでもしておけ」


それは隼の優しさなんだと思う。


植木さんにメールで知らせるなら自分で行くと私が言うからだ。


三浦さんはメールでいいのかっていうとそれも違う。


だけど三浦さんの方が私にとってはとっても近い人だ。


横になった私に隼がスマホを渡してくれて



三浦さん

ご心配おかけしてすみません。
病院へ行ってきました。

赤ちゃんでした(笑)
気持ち悪いのは悪阻みたいです。
春にはまた手をやく人間が増えます(笑)
まとめてよろしくお願いします。

隼&結衣



文章を見せると笑いながら頷いてくれたからすぐに送信すると



おめでとうごぜぇやす。
直接お祝いの言葉をお伝えしたいですが
体調もお悪いことでしょう。
メールでのお祝いでお許しください。

今回も最後までよく頑張られやした。
1人増えようが2人増えようが
あっしは大丈夫でごぜぇやすよ。
まずはお疲れをとってお身体大切にお過ごしくだせぇ。




三浦さんのメールを見せると


三浦さんはどんな気分なんだろうなって隼が考え出した。


わが子が生まれるぐらいに嬉しいのかもな。


いやダメだ。


1人ブツブツ言いながらも隼はずっと笑顔だった。




< 192 / 282 >

この作品をシェア

pagetop