俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~
洸は、グッと唇を噛み締めた。





俺は、その洸の素直な告白になぜかムカついた。





「そうかよ」





そこにいるのが耐えられなくなった俺は、足早に洸の横を通り過ぎた。





「爽も、爽も好きなんだよな、すみれちゃんのこと」




ピタリと足が止まった。




「……ああ」





俺はそれだけ行って、再び足を動かした。
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