本当の私と恋
以前、父の会社のパーティーに出席するために私は久しぶりにおしゃれをしてホテルへと向かった。

パーティー内で私は美和とはち合わせた・・・

美和は父の会社の関連会社の社長の娘さんだった。

美和は私を見て、「はじめまして」といった。私は笑ってしまった。


『美和…私だよ。美咲だよ』


「えっ??美咲って一緒の会社の美咲??」


『うん。びっくりした?』


「そりゃそうだよ。だって別人だよ。美咲。
 こんなに可愛いのに、なんで会社ではあんななのさぁー」


『まあ。色々とね。今度ゆっくり話すから・・・』


美和とは後日、私の高校時代の話をした。
美和は私の話を聞いて、涙を流してくれた。

それから、今まで以上に美和とは仲良しになった。

< 7 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop