魔法と恋の使い方
スマホ片手に機械音痴な私は今日も文明機器と戦っていた。
何が悲しいのかスマートホンみたいな便利なものが流通してくれたおかげで私は液晶に触るたび苦悩している。
だって場合によっては…魔法が指先からビビっとでてしまう…。
人間には便利でも魔法使いには不便そのもの……!!
「まったくそのくらいで…情けない声あげないの…!!」
もちろん魔法使いの血筋のママは呆れながら私がスマホと格闘するのを横目に卵を割った。
「コケッ―――!!!」