君と星空の彼方
許して、ムル!愚痴を言うことを許して!

だって…信じられない、何よあの人。

マイペースにも程があるわ!聞きたいことは山ほどあるのよ!あなたに!


「お母さん、謎すぎだからああぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」



これは、後日聞いた話。

寮の中、私の叫び声が響き渡ったらしい。



機嫌が直っていたのかいつも通りの顔のムルも、感情をあらわにしてうるさそうな顔をしていたから、それは反省するけど、さ。



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