君と星空の彼方
ゆりさんは記憶を操作されて、政府で働かなきゃいけない運命になってしまった。


まあそれを聞けば城下町に住むのは簡単に特定できる。もちろん、仕事も大まかに。



でもセイヤは詳しいところまで調べ上げてしまったから…すごい。




「ゆりは今、重要な役所についている。

それは神たちにとっても関わる仕事だ」



そう教えてくれたのは出発前。

夜月にバレないよう、こっそり私とミズキに教えてくれた。




「簡単に言えば、スパイのようなもの。

子供だから相手は油断する。そこを狙ってるらしい。


命にも大きく関わる仕事だし…とても、危ない」




そう言ったセイヤは唇を噛み締めていた。

ミズキも青い目が涙目になりかけていた。




みんなの大切な人は、私が守る対象のうちに余裕で入る!



私はみんなが大切だから、守りたい。
みんなはゆりさんも大切だから、守りたい。


そう思えるのは普通で、私はそう考えたら悩みなんてすーっと消えた。



夜月とも普通に、話せるようになったしね。



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