君と星空の彼方
しかも、これからの訓練には何人かが加わるんだよね。


まずは獣剣学園の3人。

…一緒に戦う、大事な人たち。


今ではすっかり仲良くなった。


けど…まだ学園同士や、一族同士の対立はある。



この問題が終わったら、早急に溝を埋めなきゃね。



『この問題』…か。


ふと自分が思った言葉に、嫌になった。


この問題、はちゃんと解決するのかな。


極めて難しいと思う。


大神たちに…私たちが、私が、敵うのかな…?




まだ、戦うって実感が湧かなかったりもする。



今まで実践はキマイラのみの私は、大した戦力にならないしね。




けど…みんなを守るために、頑張らなきゃ。


だって私は、アンドロメダの力を持つんだから。



そう思うと、胸の奥が暖かくなったら気がした。




「…よし、完了!」




朝食を今日は各自部屋で済ますことになってるんだよね〜…


昨日あらかじめ買っておいた、サンドイッチやお茶を出す。


地球と同じ料理もたくさんあったからビックリ!だよね。




静かな食事をさっさと終えると、時刻はもう9時前になっていた。



確か…待ち合わせは9時半だよね。


もう、行っておこーっと。



オレンジ色のカードキーを手にして、部屋を出て行った。



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