気づけばキミと恋に落ちて
〝一番ホームに電車がきます〟という、アナウンスが聞こえた。


それと同時に、スッと立ち上がったトナリのオトコ。


「ひゃっ…⁉︎」


そしてわたしは急に立ち上がったことによって、横によろめいてしまった。


「あ、悪りィ」


んもう‼︎なによ‼︎〝ほっとけない〟とか言っときながら、電車がきたらすぐ去るんじゃないっ。


「ん、手」
「えぇっ?」


ブスッとしていたわたしに、差し出された手。


ゼッタイあるわけがないと思っていたから、思いっきり眉間にシワを寄せてしまった。


「どうせ、立てねぇだろ」


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