私の騎士は陰陽師君
「じゃ、送ってくよ」
え!?
「最近、不審者がいるらしいし…。
女の子1人じゃ危険だと思うよ」
「いや、大丈夫だよ。家すぐ近くだし」
嘘。本当は後10分くらい
歩かないといけない。
けど、昨日今日知り合った人に、
あんま迷惑掛けたくないし…。
「ダメ。遠慮しないで。
俺が送りたいんだよ」
優しく微笑みかけてくれる賀茂君。
不覚にも、
ちょっとカッコイいかも…なんて、
思ってない思ってない!
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