私の騎士は陰陽師君
秘密のナイト君
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「あ!清水さんだ!!」
人気のない住宅街に入り、
少し歩いたところで私は呼び止められた。
「清水さん、ちょっと待ってよ!」
「…?」
あ、賀茂君だ。
スーパーの袋を片手に、
駆け寄ってくる。
…なんか、犬っぽい。
猫っ毛っぽい黒髪が
ふわふわと上下している。
「偶然だね。
家、ここら辺なの?」
私に追いついた賀茂君は、
呼吸1つ乱れていない。
陰陽師とイメージ違うけど、
体力もあるのかもしれない。
「まあ、ここら辺かな」
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